さて前回の続きですが

勉強のやり方に「答えを見ろ!」という話が出てきました
答え合わせの前に

前回は「頑張ったこと」を中心にいろいろお話して
今回は「つらかったこと」を中心にお話を進めたいと思います
答え合わせもその中で行います。

では行きましょう!

まず蓮君が「つらかったこと」で上げてくれたのが
理科・社会の学習が思ったより進まなかったという話です。

理想は中1からコツコツやりたいところですが、
中3から一気に3年間の内容を受験レベルに引き上げる必要があるので
集中講座用の一気に3年間学習できるテキストを使用します。
だいたい1教科24講座で3年間を復習して受験レベルに対応するものなので
量は少ないが質の高いものになってきます。

普通に考えて解ける問題はほとんどなかったはずです。
なので私は「答えを見て、覚えろ!」と指導しました。

そしてそのテキストを「最低3回転させなさい!」と指導しています。

勉強の肝は何度も繰り返し問題に触れることです。
1問1問ゆっくりやるより
大量の問題に触れて答えのパターンが見えてくるまで何度も繰り返すことです。
「あ、これ前やったな。。。確かここをこうして」
「この問題はここの数字を見たら簡単に解けるはず。。。」
みたいな
実は出題される問題はだいたい決まっています。
一定量やれば必ず見えてきます。

中学生になると「答え」に価値はありません
「答え」にいたる途中の手順が大切でそれを覚えることが重要なのです。

しかしながら蓮君のように真面目な生徒ほど
答えを見ることに抵抗があったはずで、答えを見ずにやる結果
全く理科・社会が進まず、相当な焦りが「つらかったこと」として
脳裏に焼き付いたのでしょう。

タイトルの核心は
「結果の出る勉強法は答えを見てたくさん問題を解くだけだった」でした。

とはいえ簡単なように聞こえてなかなか実践できないものです。
だからこそこの勉強法には価値があるわけですが、

次に9月に大分県合同模試を受けて現実を思い知らされる話に

このなかで
シンプルに答えを見てたくさん問題をこなす学習が
簡単にできない理由と対策が語られています。

ここまで、長くなったので次回続きを解説したいと思います。

つづく

梅木蓮君です!
実は一番最初に入塾してくれたのが蓮君でした!
松田塾にとって運命的な素晴らしいスタートでした。

さて、ブログではより詳細に動画の内容を解説したいと思います。

まず、蓮君が一番頑張ったことに「勉強時間」をあげました。
これは松田塾で一番他には負けないと自負するところですが、
基本的に圧倒的な「量」をこなしてはじめて「質」が生まれるという考えがあります。
ですので、松田塾では定額制で何日入ろうが、何時間入ろうが、月謝は変わりません。
心置きなく塾に来れるようにしてあります。

部活やっているときはだいたい週3で2コマ 週約6時間 月で24時間

部活を卒業したらだいたい週4.5で4コマ 週約18時間 月で72時間

恐らく塾だけで600時間はこの1年でがんばりました。
週末と家庭学習入れれば1000時間近くは頑張ったのではないでしょうか

蓮君は正直つらかったと答えましたが、やってみればたくさん勉強することに
抵抗はなくなったといいます。これがすごく大事なポイントではないでしょうか。

次に、タイトル「思わぬ落とし穴」の核心の話ですが、
たくさん勉強をやることはクリアしたのですが、
蓮君の場合、というよりほぼ全員ですが
小学校の算数の「基礎」の理解が不十分の為に
中学数学の学習効率が悪くなっているという話をしています。

小学校では勉強の「基礎」を身につけるのですが
「基礎」とは各教科の用語をたくさん覚えて「読解力」を身につける
大切な時期なのですが、
とにかく今の中学生は言葉を知らなすぎます。
言葉の意味が解らないから「読解力」が全くないまま中学生に上がっています。

解りやすく言うと英語の長文を読むのに一つ一つの単語の意味がわかななければ
長文を読むことは出来ないということです。

小学校では各教科簡単な言葉を覚える学習を大量にやることをおススメします。

あと蓮君は「ほかの単元で補うつもりだった」とありますが、
小学生に単元という概念は恐らくないはずなので、
「別にわかんなくてもいいや」とあきらめているのが本当のところでしょう
ほとんどの小学生があきらめていることに
そして学校では出来るまで面倒は見てくれないことを
小学生の子を持つ保護者の方は知ってほしいと思います。

最後に勉強のやり方で
「答えを見ろ」というのが出てきましたが
次回の動画で解説したいと思います。

つづく