引き続きインタビュー動画②の解説のつづき

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さて9月の大分合同模試で散々な結果が待っています。
恐らく3割も取れなかったと思います。
夏休み後の力試しで 入試レベルの問題と初めて向き合うことになります。
学校の定期テストは何だったのか?と
思うほど成果が出ず難易度が高すぎてショックを受け現実を思い知らされたのでした。

正直に言うと学校の定期テストでAランク5教科平均80点以上取れていないと
受験問題は間違いなく対応できないと考えていてください。

もちろん、Aランクでなくても合格できる高校はいくらでもありますが
入試レベルには対応出来てないまま高校に上がると考えてください
そのしわ寄せは大学受験にすべて本人に降りかかります。

緑陽中学の定期テストは
教科書レベルの問題で教科書に準じたワーク(問題集)難易度でいうと
1番簡単なレベルのワークから出題されます。
しかも点数を取らせようと「ここから出します!」というラッキープリントが
教科によっては4割くらい出題されます。

つまり、出題範囲が決まっていて
教科書レベルの難易度で
4割は確実に出題される問題がわかっている
というのが緑陽中学校のテストなのですが
それでも8割取れないわけです。
8割取れていなかったら危機感を持った方がいいです。
(5割くらいがヤバいボーダーのように思っているようですが甘いです)
そして更に受験レベルとかけ離れているのを9月の模試で初めて思い知らされるのです。

これは頭が悪いとかではなくて
完全に学習のやり方がまずいのが原因です。
「見直し力」という言葉が出てきますがここに集約されています

定期テストレベルの問題を確実に正解出来るまで何度もやり直す習慣が大切です。
蓮君も一度解いたら終わらせると答えています。
恐らく3回やり直すだけで十分なはずで、そんなに手間はかからないはずです。

やり直さないのは「わかった気になってる」
これがほとんどの生徒に当てはまります。

「わかる」というのはいつでも紙に正解を書きだせるということです。
頭ではわかってるんやけど・・・よく言うんですが、
確実に再現できるまで「わかる」としてはいけないのです。

蓮君ともこのやり取りを何度繰り返したか・・・・
受験の最終段階でようやくできるようになってきたので、
1年で600時間やって初めて身につくスキルなんですね
あと1年早く出会っていれば、どこでも合格できたと思います。

理想を言えば
この「見直し力」も小学校のうちに身につきやすいので
簡単な問題を100点になるまで何度も繰り返しやり直し
一発で100点とれるまで次のレベルに進まないをやることをお勧めします。

さて、次は後輩に向けてのお話になります。
お楽しみに!

つづく